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LinuxFoundationがGitOpsトレーニングを開始

2021年6月22日お知らせ

Cloud Native Computing FoundationとContinuous Delivery Foundationとの連携で2つの新しいコース

2021年6月22日 サンフランシスコ(GITOPS SUMMIT)発 – 本日 GitOps サミットにおいて、The Linux Foundation(オープンソースを通じて大規模なイノベーションを可能にする非営利組織)Cloud Native Computing Foundation® (CNCF®)(クラウドネイティブ ソフトウェアのサステナブルなエコシステムを構築)、およびContinuous Delivery Foundation (CDF)(ソフトウェアを安全かつ迅速に提供する能力を向上させることを目的としたオープンソース ソフトウェア財団)は、クラウドネイティブな継続的デリバリの可能性を引き出すための強力な開発ワークフローであるGitOps(プルリクエストによる運用)に焦点を当てた2つの新しいオンライン トレーニングコースを発表しました。

クラウドネイティブ テクノロジーにより、組織はこれまでになく迅速に拡張し、ソフトウェアを迅速に提供できます。 GitOpsは、開発者が従来は運用担当者に任されていたタスクを実行できるようにする一連のプラクティスです。開発慣行が進化するにつれて、GitOpsは多くの職務にとって不可欠なスキルになりつつあります。これら2つの新しいオンラインの自習型トレーニングコースは、GitOpsプラクティスの実装を開始するために必要なスキルを学習できるように設計されています。

Introduction to GitOps (LFS169)

LFS169は、GitOpsの主要な原則、ツール、およびプラクティスに関する基礎知識を提供する無料の入門コースで、おもにKubernetesで実行されるクラウドネイティブアプリケーションの運用フレームワークの構築に役立ちます。このコースでは、Kubernetesへの継続的デリバリーパイプラインを設定および自動化して、技術ロールの生産性と効率を向上させる方法について説明します。

このコースでは、完全に機能するGitOps環境を使用した一連のデモンストレーションを行います。このデモでは、GitOpsの真の力と、それがインフラストラクチャの構築、アプリケーションのデプロイ、さらにはプログレッシブ リリースの実行にどのように役立つかをすべてプルリクエストとgitベースのワークフローで説明します。このコースの終わりまでに、参加者はGitOpsの必要性に精通し、利用可能なさまざまな調整パターンと実装オプションを理解し、特定のニーズに合った適切な技術的選択を行えるようになるでしょう。

GitOps: Continuous Delivery on Kubernetes with Flux (LFS269)

LFS269は、使い慣れたGitHubベースのワークフローとGitOpsプラクティスを使用してクラウドネイティブ アプリケーションをデプロイする方法の学習に関心のあるソフトウェア開発者に役立ちます。継続的デリバリーパイプラインの設定、Kubernetesでのカナリア分析、A / Bテストなどの実装に関心のある品質保証エンジニア。展開ワークフローの自動化と、マルチテナント、マルチクラスターのGitOpsベースの継続的デリバリーワークフローのセットアップ、およびそれらを既存の継続的インテグレーションとモニタリングのセットアップに組み込むことに関心のあるサイト信頼性エンジニア。そして、GitOpsの展望を理解し、適切なツールを選択して実装する方法を学びたい方にもお勧めです。

このコースでは、GitOpsの原則と実践を深く掘り下げ、CNCFプロジェクトである Flux CDを使った実装方法を紹介します。Flux CDは、Kubernetesクラスタを同期させるために、Gitリポジトリを真実のソースとして使用するリコンシリエーションアプローチを使用しています。このコースでは、既存のKubernetesクラスタにFlux v2をセットアップし、Fluxを使ってKubernetesマニフェストのデプロイを自動化し、カスタマイズ可能なデプロイメントを作成するためにKustomizeとHelmを組み込むことで、GitOps実務者に必要なGitとKubernetesの知識を構築します。Prometheus、Grafana、Slackによる通知や監視の設定、FluxとTektonベースのワークフローを統合してCI/CDパイプラインを設定する方法、カナリア、A/Bテスト、ブルー/グリーンなどのリリース戦略の構築、マルチクラスタやマルチテナント環境へのデプロイ、LinkerdやIstioなどのサービスメッシュとGitOpsの統合、FluxによるGitOpsワークフローのセキュリティ確保などについて解説しています。

「GitOpsは、シフトレフトしてクラウドネイティブを効果的に使用するための重要な方法論です。 ArgoやFluxなどのCNCFプロジェクトの採用により、すでにその需要が見られます」と、Cloud Native Computing FoundationのゼネラルマネージャーであるPriyanka Sharmaは述べています。「今回、2つのGitOpsコースを提供することで、あらゆるレベルの開発者が基盤を構築し、GitOpsをKubernetesと統合する方法を学ぶことができることを嬉しく思います。すべてのプラクティショナーにお試しいただくことを勧めます!」

「CloudNative Computing Foundation(CNCF)とのパートナーシップにより、GitOpsの展望をより深く理解したいソフトウェア開発者向けにこの高品質のコースが作成されました。これには、Flux CDとTektonベースのワークフローの統合に関する情報が含まれています。これは、CNCFプロジェクトとCDFプロジェクトが緊密に連携している優れた例です。このコースを受講することで、開発ニーズを満たすためにGitOpsを評価および実装できるようになります」と、Continuous Delivery Foundationのエグゼクティブ ディレクターであるTracy Miranda氏は述べています。 「これらのコースの開始は、クラウドネイティブアプリケーションの需要が大幅に増加した結果です。このプログラムは、GitとKubernetesの知識を広げ、GitOpsテクニックのベストプラクティスに従うことに関心のある人に直接役立つでしょう。」

Introduction to GitOps ビデオレッスンを含む3〜4時間のコース教材で構成されています。最大1年間無料でご利用いただけます。

GitOps: Continuous Delivery on Kubernetes with Flux ビデオレッスン、ハンズオンラボなどを含む30〜40時間のコース資料で構成されています。 $299コース料金には、すべての資料への1年間のアクセスが含まれています。

Cloud Native Computing Foundationについて

クラウド ネイティブ コンピューティングは、パブリック クラウド、プライベート クラウド、およびハイブリッド クラウドにおいて、オープンソース ソフトウェア スタックを使用してスケーラブルなアプリケーションを構築・実行することを可能にします。Cloud Native Computing Foundation(CNCF)は、Kubernetes、Prometheus、Envoyなど、グローバルな技術基盤の重要なコンポーネントをホストしています。 CNCFは、業界のトップ開発者、エンドユーザー、ベンダーを結集し、世界最大のオープンソース開発者カンファレンスを開催しています。 CNCFは、世界最大のクラウド コンピューティング企業やソフトウェア企業、200を超える革新的なスタートアップ企業など、500を超えるメンバーによってサポートされており、非営利組織The Linux Foundationの一員でもあります。詳細については、www.cncf.io をご覧ください。

Continuous Delivery Foundationについて

Continuous Delivery Foundation(CDF)は、ソフトウェアを安全かつ迅速に提供する能力の向上を目指しています。CDFはベンダーニュートラルな組織で、ソフトウェアデリバリーオートメーションのベストプラクティスを確立し、CDツールの教育と採用を推進し、新しい技術の相互交流を促進しています。CDFには、Jenkins、Jenkins X、Tekton、Spinnakerなど、CDの分野で急成長しているプロジェクトが多数参加しています。CDFは、非営利組織The Linux Foundationの一員でもあります。CDFの詳細については、https://cd.foundation をご覧ください。

The Linux Foundationについて

2000年に設立されたThe Linux Foundationは、1,000以上のメンバーによってサポートされており、オープンソース ソフトウェア、オープン スタンダード、オープン データ、およびオープン ハードウェアに関するコラボレーションのための世界有数の組織です。 Linux Foundationのプロジェクトは、Linux、Kubernetes、Node.jsなど世界のインフラストラクチャにとって重要なものです。 Linux Foundationの方法論は、ベストプラクティスを活用し、貢献者、ユーザー、ソリューション プロバイダーのニーズに対応し、オープン コラボレーションの持続可能なモデルを構築することに重点を置いています。詳細については、 linuxfoundation.org にアクセスしてください。

Linux Foundationはさまざまな登録商標および商標を使用しています。 The Linux Foundationの商標の一覧については、以下の商標使用のページをご覧ください。
商標使用に関する注意事項を参照してください。Linuxは、Linus Torvaldsの登録商標です。

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