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Kubernetes and Cloud Native EssentialsトレーニングとKCNA認定が利用可能に

2021年11月18日お知らせ

CNCFとThe Linux Foundation による新しいトレーニングコースは、Kubernetesとクラウド ネイティブ アーキテクチャの基本知識を提供し、新しいエントリー レベルの認定の準備に役立ちます

2021年11月18日 サンフランシスコ発The Linux Foundation(オープンソースを通じて大規模なイノベーションを可能にする非営利組織)とクラウド ネイティブ ソフトウェアの持続可能なエコシステムを構築する The Cloud Native Computing Foundation® (CNCF®) は、Kubernetes and Cloud Native Associate (KCNA) 試験(先月発表) の一般受付を開始したことを発表しました。また、Kubernetes and Cloud Native Essentials (LFS250) という新しいオンライン トレーニング コースも公開されました。LFS250は、クラウド分野でエントリー レベルの職務に就くための準備や、KCNA受験の準備に最適なコースです。

KCNAは、Kubernetesとより広範なクラウドネイティブ エコシステムのエントリー レベルの知識やスキルを問う多肢選択式認定試験です。この試験は、基本的なkubectlコマンドを使用してアプリケーションをデプロイする方法、Kubernetesのアーキテクチャ(コンテナ、ポッド、ノード、クラスター)、クラウドネイティブ ランドスケープとプロジェクト(ストレージ、ネットワーキング、GitOps、サービスメッシュ)の理解、クラウドネイティブ セキュリティの原則の理解などの知識を証明することを目的としています。

"Kubernetes and Cloud Native Essentials "では、クラウド ネイティブ テクノロジーの概要を説明した後、コンテナ オーケストレーションについて詳説します。参加者は、Kubernetesのハイレベルなアーキテクチャを確認し、コンテナ オーケストレーションの課題を理解し、分散環境でアプリケーションを配信・監視する方法を学びます。このコースでは、コンテナ オーケストレーションがレガシー環境とどのように異なるかなどについても説明します。このコースは、クラウド ネイティブ テクノロジーやコンテナ オーケストレーションの世界に初めて触れる、既存の開発者や意欲的な開発者、管理者、アーキテクト、マネージャーなどを対象としています。 

新しいトレーニング コースとKCNA認定は、クラウド ネイティブ テクノロジーを使って、以下のようなCNCF認定資格の取得を目指す方を対象としています。 Certified Kubernetes Administrator (CKA), Certified Kubernetes Application Developer (CKAD)、および Certified Kubernetes Security Specialist (CKS)
KCNA試験は、以下のような知識を問います。

  • Kubernetes基礎(46%)
    • リソース、アーキテクチャ、API、コンテナ、スケジューリングなど
  • コンテナ オーケストレーション(22%)
    • コンテナ オーケストレーションの基礎、ランタイム、セキュリティ、ネットワーク、サービスメッシュ、ストレージなど
  • クラウド ネイティブ アーキテクチャ(16%)
    • クラウド ネイティブ アーキテクチャの基礎、自動スケーリング、サーバーレス、コミュニティとガバナンス、ペルソナ、オープンスタンダードなど
  • クラウド ネイティブの可観測性(8%)
    • テレメトリと可観測性、 Prometheus、およびコスト管理
  • クラウド ネイティブ アプリケーション デリバリー(8%)
    • アプリケーション デリバリーの基礎、GitOps、CI/CD

CNCFのCTOであるChris Aniszczkは、次のように述べています。 「マーケティングから管理まで、誰もが用語とコア テクノロジーの概念を理解することで恩恵を受けることができます。クラウドネイティブは前進の道であり、組織はこのコースを受講することで、クラウド ネイティブのデジタル トランスフォーメーションを成功させるための力を持つことができます。」

CNCFのエコシステム アドボケイトであるKatie Gamanjiは、次のように述べています。「Kubernetes認定は非常に人気があり、これまでに100,000を超える登録があります。先月のKubeCon + CloudNativeCon North Americaでのローンチでは、400のベータ スロットすべてが1時間以内に要求されました。これらの資料を学生や転職を希望するすべての人に提供し、CKA、CKAD、CKSなどのCNCF資格をさらに追求するための道を開くことを楽しみにしています。」

また、Linux Foundationのトレーニング&認定担当SVP兼ゼネラル マネージャーであるClyde Seepersadは、次のように述べています。「最近のオープンソースジョブレポートでは、他のどのテクノロジーよりもクラウドスキルに対する需要が高いことがわかりましたが、同時に、採用マネージャーは、募集ポジションを埋めるのに十分な資格のある個人を見つけるのに非常に苦労しています。この新しいトレーニングコースとKCNA認定資格は、クラウド技術やIT全般に関わる仕事を考えている人に明確な道筋を示してこの人材ギャップを解消し、意欲的なプロフェッショナルにより多くのキャリア機会を提供することを目的としています。」

KCNA試験は、Certiverseとの提携により開発されました。Certiverse社のオンライン プラットフォームを利用することで、15名のサブジェクト マター エキスパート(SME: 対象分野の専門家)からなるグローバルなグループが、非同期的に試験コンテンツを作成することができました。

"Kubernetes and Cloud Native Essentials" は、 inovex社(認定Kubernetes トレーニングパートナーサービスプロバイダー)のTimo Heinrichs氏によって開発されました。彼は、CKAD、CKA、CKSの3つのKubernetes認定資格を持ち、Linux FoundationやCNCFの対応するコースの講師も務めています。また、大企業や中小企業向けの大規模なKubernetesプラットフォームの企画・開発にも携わっています。

両方 KCNA試験Kubernetes and Cloud Native Essentials には今すぐ登録いただけます。2021年11月28日まで、単体のKCNA試験はコードKCNANOV21で$125に割り引きされ(通常価格は$250)、単体のLFS250はコードNEWLFS250で$50に割り引きされます(通常価格は$99)。 バンドル 「KCNA試験 + "Kubernetes and Cloud Native Essentials"トレーニング コース」は、コードKCNA250で$105に割り引きされます(通常価格は$299)。 

Cloud Native Computing Foundationについて

クラウド ネイティブ コンピューティングは、パブリック クラウド、プライベート クラウド、およびハイブリッド クラウドにおいて、オープンソース ソフトウェア スタックを使用してスケーラブルなアプリケーションを構築・実行することを可能にします。Cloud Native Computing Foundation(CNCF)は、Kubernetes、Prometheus、Envoyなど、グローバルな技術基盤の重要なコンポーネントをホストしています。 CNCFは、業界のトップ開発者、エンドユーザー、ベンダーを結集し、世界最大のオープンソース開発者カンファレンスを開催しています。 CNCFは、世界最大のクラウド コンピューティング企業やソフトウェア企業、200を超える革新的なスタートアップ企業など、500を超えるメンバーによってサポートされており、非営利組織The Linux Foundationの一員でもあります。詳細については、www.cncf.io をご覧ください。

The Linux Foundationについて

2000年に設立されたThe Linux Foundationは、1,000以上のメンバーによってサポートされており、オープンソース ソフトウェア、オープン スタンダード、オープン データ、およびオープン ハードウェアに関するコラボレーションのための世界有数の組織です。 Linux Foundationのプロジェクトは、Linux、Kubernetes、Node.jsなど世界のインフラストラクチャにとって重要なものです。 Linux Foundationの方法論は、ベストプラクティスを活用し、貢献者、ユーザー、ソリューション プロバイダーのニーズに対応し、オープン コラボレーションの持続可能なモデルを構築することに重点を置いています。詳細については、 linuxfoundation.org にアクセスしてください。

Linux Foundationはさまざまな登録商標および商標を使用しています。 The Linux Foundationの商標の一覧については、以下の商標使用のページをご覧ください。
商標使用に関する注意事項を参照してください。Linuxは、Linus Torvaldsの登録商標です。

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