新年を迎え、2022年の転職を考えている方も多いのではないでしょうか?もしあなたが、持続力があり、昇進の余地がある有利なキャリアをお探しなら、クラウド コンピューティングがおすすめです。 2021 Open Source Jobs Report によると、クラウド コンピューティングのスキルはあらゆる技術分野の中で最も需要が高く、採用担当者の92%が十分な人材を確保するのに苦労しており、これらのスキルを持つ人材は成功への道を切り開くことができるとしています。さらに 最近のデータ では、これらの職務の給与は上昇傾向にあることが示されています。
しかし、どこからどのように手をつければいいのかが問題です。IT業界に入ったばかりであれば、クラウドの基盤となるインフラ技術を理解することなく、いきなりクラウド技術に飛びつくことはほぼ不可能です。そこで、クラウドのキャリアを成功させるために必要な知識とスキルをまとめたロードマップを以下に作成しました。
まずはじめに、Linuxを理解する必要があります。パブリック クラウドのインスタンスの90%以上はLinuxで動作しており、Linuxのコマンドライン インターフェイスに習熟していなければ、クラウドでの作業はうまくいかないでしょう。また、DevOpsについても理解しておく必要があります。DevOpsとは、IT業界では従来別々だった開発と運用を統合することを指す言葉です。今日、大半の組織がクラウドへのデプロイにDevOpsの手法を採用しているので、その手法を理解する必要があります。
クラウドを支える基礎知識を学んだら、次はクラウド技術そのものを学んでいきましょう。クラウドで稼働している組織の91%がKubernetesを使っているので、注目すべき理想的なテクノロジーです。
まずは以下の無料の講座から始めてみてはいかがでしょうか。
- Introduction to Linux
- Introduction to DevOps and Site Reliability Engineering
- Introduction to Cloud Infrastructure Technologies
- Introduction to Kubernetes
基本的な知識を身につけたら、これらのテクノロジーに関する正式なトレーニングや認定資格を取得していることをアピールするのが、将来の雇用主候補に自分の能力を示す最良の方法です。 Linux Foundation Training&CertificationとCloud Native Computing Foundation(CNCF)が提供する Kubernetes and Cloud Native Essentials オンライン トレーニング コースでは、クラウドネイティブ技術の概要と、Kubernetes などのコンテナオーケストレーションシステムがその実装と維持にどのように役立つかを説明します。またこのコースは、 Kubernetes&Cloud Native Associate(KCNA) 認定資格。これは、あなたが仕事に就くための知識とスキルを持っていることを雇用主に証明します。
KCNAを取得すれば、クラウドのエントリーレベルの職務に就くことができますので、さっそく応募してみましょう。さらにスキルを高めたい場合は、より体系的な学習プログラムを提供する Cloud Engineer Bootcamp や、 クラウドのトレーニングや認定プログラムの全製品をご覧ください。これらのプログラムは、働きながらでも修了でき、将来の昇進にも有利です。
また、詳細については、以下のクラウド キャリアロードマップをご確認ください。